イギリス妊婦→育児生活

初妊娠、イングランド北西部在住。イギリス人のリスと日本人のポンの妊婦生活日記です。予定日まであと100日のところで、皆さんはお腹に指輪を乗せたおしゃれな写真を上げているなか、そんなことが流行っているとも知らず私はブログを始めました。2月6日に無事第一子を出産し、イギリスにて子育てに奔走中。

026: 両親学級オンラインコース4日目(最終日) 帝王切開と産後編 UK妊婦生活 予定日まであと75日

本日はNCT両親学級、出産前準備コースの最終日でした。
朝9時半から14時半までの長丁場。途中休憩も挟みつつ、画面を通して講義を楽しみました。

講義の内容は主に帝王切開と産後の赤ちゃんのケアについてでした。
NCTについて知りたい方は下のリンクからご確認ください。
The UK's leading charity for parents | NCT

今回もすべては書けないので、一部私の印象に残ったところのみをブログに残していきたいと思います。

本日の講義の主な項目

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胎盤娩出

胎盤娩出については、前回の時に講師から今日までに、自然娩出と促進排出があるから調べておいてね。といわれておりました。私とリスはすっかり忘れていました。。。

赤ちゃんを経腟分娩した人は、自然に娩出することが多いけど、娩出がしにくい場合もあるそんな時は、促進をしたい場合や必要な場合は促進剤を投与することもお勧めされたりもする。両者の利点、欠点、促し方なども教えてもらいました。イギリスは全てにおいて、自分のチョイスでOK。例えば助産師にアドバイスをされても、自分の信念だったり、出身国の概念だったりでそぐわない時は拒否ももちろんできます。

帝王切開

いろいろな理由で帝王切開を行うことがあり、帝王切開の必要がなくても、前もって希望すれば、帝王切開を選ぶこともできます。それも自由。
手術になるので、前もってどんな流れであるか、またどのような人たちがその手術室にいるのか、実際の術後の縫い後の経過は?など知っておくと知らないとでは、手術の際の安心度が違うので見たい方は見て下さいと写真などもスライドで見せてくださいました。もちろん見たくない人は見なくてOK!(私たちの場合は、全員見ていましたけど。)いまのCOVID19のルール下であってもパートナーは大切ということで(COVID19の症状がない人は)、一人までですが、術室に入っていいことになっているようです。その時にできるサポートなども教えてくださいました。NHSの出産では赤ちゃんも母体もなるべく安心できる環境を整えることを第一に考えているんだなという印象でした。

産後のサポート

どんなサポートが出産3時間後、3日後、3週間後必要か、自分たちでイメージしてみて、とグループ分けをされました。出産はとても疲れるけれども、ホルモンの関係ですごく興奮している状態になっているので、落ち着けることが必要とも言っていました。これはパートナーのサポートが重要。この産後の時期は、出産したママは疲れているし、授乳も大変だしマタニティーブルーもあるからと、多くのパートナーが「あれも手伝えるし」「これも手伝えるできる」と積極的に意見を出しておりました。

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産後の1日のルーティー

この講義では、自分たちが妊娠前の休日に取っていた24時間の行動パターンと実際に産後の親が記録した24時間の行動パターンを比較して、自分たちでどのように工夫できるか、前もって準備できるかを話し合いました。前もって食事をためて作っておこうという人もいれば、カップヌードルを買いだめしておくとか、地域のサポートシステム(安い金額で、子供の面倒を見てもらえたり、食事や洗濯をしてもらえるサービスもあるらしいです。)を前もって調べておくなどいろいろ意見が出ました。

事前に、パートナーと一緒にこういうことを積極的に知っておくのって大切だよなと思いました。

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おむつの替え方

Twitterにも上げましたが、タオルベビーを作って、おむつの替えの練習もしました。他の皆さんはかわいらしく、タオルベビーに子供の服を着せたり、帽子をかぶらせていましたが、私たちはまだ赤ちゃん服が一着もないので。ただのタオル人形。。。それでもなんか可愛く思えてしまう。

講義では、オムツの替え方はもちろん、ウンチやおしっこの変化や、おむつの種類なども含めて、女の子の場合、男の子の場合と性別によるおむつ替えの注意点なども教えてくださいました。オンラインでもうまく指導できるもんだなーと感心。犬や猫のおむつは替えたことがあるけど、人の赤ちゃんは初めてなのでタオルベビーでもコツを知っているのと知らないのでは安心度が違うと思いました。イギリスは平均1-2日しか入院しないし、もし手術してたら翌日もあまり元気ではないだろうし、そのあとはただ退院だろうし。やってよかったなと思いました。

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計4日間を通して、いろいろな出産前後の細かいサポート、講義、アクティビティー。COVID19による変更点なども教えていただきました。講義内容に対してもとても満足しておりますが、やはり一番良かった点は同じ時期に子供が生まれる予定のご家族と知り合いになれたこと。だと思います。もちろん助産師(MW)やGPに頼るところが大きいとは思いますが、今後も不安があればプロに相談に乗ってもらえることもNCTの安心感かと思います。


質問で、「私たちは車がないので産後どうやって家まで帰るのがいいか」なども聞いたところ、グループのみんなが声かけてくれれば送るよー。ママたちはその時期無理かもしれないけどうちのパートナーが行くよー!と言ってくださいました。みんな忙しい時期だろうし、実際に頼まなきゃいけないかはわからないが、そういってもらえるだけで、いざというときは何か頼めるかもしれないので嬉しい!

今日が最終日だったので、グループの皆さんともこれで一旦お別れ。オンラインであっても、同じ目的をもって参加した同士なので、お別れはやはり、さみしぃー。
最後にみんなの写真を残しておこうと、ある方が提案してくださり、Webの集合写真(スクリーンショット)を撮りました。これでみんなの顔と名前も忘れずに今後も連絡が取りあえると思います!WhatsAppグループなども作ったので今後も連絡は取り合っていく予定ですし、Lockdownが終わって、赤ちゃんが無事生まれた際には、みんなであつまりたいねと話しておりました。

今回はタオルベビーと共に写真を撮りましたが、今度はリアルベビー達と一緒に写真を撮れることを夢見て。

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今日もここまで読んでくださりありがとうございました。


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