イギリス妊婦→育児生活

初妊娠、イングランド北西部在住。イギリス人のリスと日本人のポンの妊婦生活日記です。予定日まであと100日のところで、皆さんはお腹に指輪を乗せたおしゃれな写真を上げているなか、そんなことが流行っているとも知らず私はブログを始めました。2月6日に無事第一子を出産し、イギリスにて子育てに奔走中。

046: 妊娠中にパートナーができるサポート UK妊婦生活 予定日まであと55日

妊婦はメンタルがホルモンの関係で揺れ動くもの。

今日はそのせいかわかりませんが、仕事後、全然やる気が起きませんでした。ただの金曜日で疲れていたのかもしれませんが。。。でもそんな私をいつもサポートしてくれるパートナーのリスは私がどんなに機嫌が悪くても、調子が悪くても、いつもと変わらず、優しく接してくれます。

それは私の相方がただ単に優しいだけではなく、理由があると思っています。 (惚気話ではなく。前もって伝えたんです。)
f:id:UK_Ninpu:20201205084026j:plain

パートナーに妊婦について理解してもらう

妊娠がわかったとき、私は妊娠についていろいろ調べました。
もともと生物系の私は、こういうことを調べて知るのが好きということもあり、毎日いろいろ調べ、それを日々切々と相方のリスに夕飯の時などに説明していました。本人はもともとはあまり興味なかったかもしれませんが、妊娠や子供のことは二人のことなので、ちゃんと聞いてくれました。

その内容は赤ちゃんの成長や食べるのを控えたほうがいいもの、やっていいこと悪いことなど、具体的な内容はもちろんのこと。その時すごく理解しておいてよかったことは、私がこれから感情の起伏がもっともっと激しくなるかもしれないということを自分自身が理解し、そしてパートナーにも妊娠初期の時点でしっかり説明できたこと

妊婦に起こるメンタル変化

今後、妊娠中の私は、
1.些細なことで、笑ったり、怒ったり、泣いたりすることがあるかもしれない。
2.気分がいい日と、悪い日があるかもしれない。
3.小さなことにたいして、気が付かないと不機嫌になるかもしれないこと。
f:id:UK_Ninpu:20201031083940j:plain
こんなことは日常もあるけれども、妊娠期間+産後はもっともーーっと激しいバージョンかもしれない。そんな時は、今日は「イライラしてるなー。」「放っておこう」って思うんじゃなくって、「ホルモンのバランスが変わって妊婦になっていっているんだなー。なんか支えられることあるかな。」と思ってくれるとありがたいと話しておきました。

ホルモン変化

細かい話をすると、ジェットコースターのようにいろいろなホルモンが増えたり減ったりしていきます。妊娠初期にはhCGが急激に高くなり、中期から急激に減少。それと正反対に、エストロゲンプロゲステロンが後期になるにつれて増えていく。なので身体的変化ももちろん生まれるが、精神的な変化も同時に起きてしまうこと。また出産すると、そのホルモンが一気に下がります。
f:id:UK_Ninpu:20201205084419j:plain
ラブホルモンのオキシトシンは、幸せなときにたくさん分泌され出産を助けてくれ、ママホルモンのプロラクチンも授乳を助けてくれます。反対に、エピネフリンは恐怖を感じたりする際に放出されるホルモンで、防御反応に働くため、お産をストップした方がいいよと指令を送ります。そのためお産が長引いたりもしてしまうことも。初のお産で怖いことはたくさんありますが、前もってリラックスできる方法をパートナーと考えておくことも重要。

ここに書いていないホルモンもたくさん妊婦さんの体の中では働いており、いろいろ妊娠・出産を助けてくれています。

妊娠+出産+授乳時にはこんなにもいろいろな変化が起きているということも妊婦だけではなく、周りやパートナーに知ってもらってサポートしてもらうことはとても大切なことだともいます。

両親学級:メンタルケアについて

イギリス両親学級でも、実際に妊婦が何をするか、妊娠出産に対して知っておくべき基本情報ややり方などはもちろんのこと、パートナーや家族ができるサポートをかなりたくさん教えてくれました。

妊娠出産は妊婦主体のイメージになりがちですが、赤ちゃんは半分はパートナーの子供です。もちろんパートナーにとっても大切な存在。パートナーもできることはしたいと思っているはず。でも、メンタルやホルモンが与える影響などを知らないと、「急に嫁はきつくなったな。」とか「こっちも頑張っているのに理解してくれないなー。」と思わせてしまうのかもしれません。
f:id:UK_Ninpu:20201107091400j:plain

実際にパートナーにしたお願い

私の場合は、リスに今後は出来れば私に何かを聞くスタイルではなく「赤ちゃんのことや妊婦のことを自分でも調べて知っていてほしい。」「自分で考えて提案してほしい。」と、例も交えてパートナーができるメンタルサポートについて話をしておきました。

そして、素直なリスは実践してくれています。
f:id:UK_Ninpu:20201026074018j:plain

パートナーが改善してくれた例

妊娠前は「今日夕飯何にするー?」と私が聞くと「おいしいもの。」とざっくりした回答しか返ってこず。「おいしいものって何?」と聞いても「ポンが作ったものなら何でもおいしいよ。」という感じでした。通常であれば和気あいあいとしているカップルの会話のようですが、料理をする立場からすると、なんか丸投げされ考えてくれていない感がある。そして、気持ちが沈んでいるときに、こういわれるとイラっとしてしまうかもしれない。

妊娠後のリスは「今日の夕飯はこれを作ろうと思うんだけど、どう思う?」と自ら提案してくれるようになりました。こういってもらえると、自分で考えてくれてる!と思いとても嬉しくなります。
f:id:UK_Ninpu:20201104074042j:plain
他にも、最初は平日二人とも働いているということもあり私から「今週末、引っ越しの準備する?」などと聞いても「週末はゆっくりしたい。」と言われて、がっかりしていましたが、「ゆっくりしていたら、もうあっという間に赤ちゃん生まれちゃうから早めにやれることは終わらせたい。」と懇願。引っ越し後は、私が「赤ちゃんが生まれる前には工事現場のような家から、普通の家にはなっててほしい」といつも話し、切に願っていたので。最近は「今週末はこれをしようと思うんだけどどう思う?」と提案してくれるようになりました。私自身が勝手にバタバタやりすぎてしまうタイプで、引っ越し後はあまりにもやることが多すぎて、イライラし怒ったりすることもありましたが、その時も本当は「だから、今週末はゆっくりしよう。」と言いたかっただろうに、ちゃんと逆ギレせずに聞いてくれ、「じゃあ今週はこれをしようね、でもポンはちゃんと休むんだよ」と言ってくれました。

パートナーのメンタルケア

リスだって、疲れたり、嫌なことがある日だってあるだろうに、私には気を使わせないようにいつもニコニコしているのでちょっと心配になるときもあります。なので、私もできるだけリスの負担にならないように、私もできることは自主的にやったりしているつもりです。もちろん、全部家事をやらせてパートナーに休む時間を与えないとかではなく、ストレス発散できるように趣味をできる時間もしっかりあげているつもりです。
f:id:UK_Ninpu:20201205084918j:plain

まとめ

私の経験としては、パートナーが妊娠+出産前に妊婦に起こるいろいろなの変化がわかっているのと、わかっていないのでは、相手への対応が全然違うんではないかと思っています。もし自分が妊娠していなくて、自分のパートナーが妊娠していたら、妊婦よりは関心や理解度が低いだろうし、理解していないと「何故そんなに怒られるんだ?こんなに手伝っているのに」と思ってしまうのではないかと思ってしまいます。

私にとっては初の妊娠で、しかも異国の地であるイギリスでのCOVID-19大爆発中の中心地での出産を控えており、英語も達者でない中、医療用語に翻弄されながら妊婦生活+出産をすることが不安ではないと言ったら嘘になると思います。しかし、私の相方は本当にいつも気を使ってくれて、具体的なサポートもメンタルサポートもしてくれているため安心だと感じます。

カップルや家族によってそのやり方やバランスは違うと思うのでそれぞれですが、妊婦を支えてくれるのは、家族だったりパートナーさんだと思うので、一人で抱え込む前に、今後自分が起こりうるであろう妊婦+産後のパートナーや家族ができるケアについては、具体的なこと(家事のサポートやこれ買ってくれ、あれ食べたいなど)に加え、メンタルサポートについても話しておくことをお勧めします。

私のように妊娠後期の方は今から、入院前、出産時、直後、そのあと1週間、1か月後、今後起こりうる産後メンタル変化について知ってもらい、冷静なときに前もって話しておいて、どんなふうに気を使ってもらいたいか、何をしてもらいたいか伝えておくと良いかもしれません。

世界中の妊婦のみなさんが無事周りのサポートを受けられ、マタニティーブルーズやベービーブルーズをサポーターと共に乗り越え、奇跡の赤ちゃんを幸せな気持ちで迎えられますように。

本日もここまで読んでくださりありがとうございました。