メリークリスマス(日本はもう終わっていますね。)
今日はイギリスの一般的なクリスマスの過ごし方、料理などについて書いていきたいと思います。
イギリスでのクリスマスの過ごし方
パートナーと?家族と?
イギリスは家族で過ごす日というのが大多数。なので、今年COVID-19のルールでLockdownになってしまったロンドン周辺の方は普段のクリスマスとはかなり違ったクリスマスを過ごしていると思います。日本はクリスマスはパートナーと、正月は家族といっしょに過ごす方が多いかと思いますが。イギリスではどちらかと言うとクリスマスは家族、年末年始は友達やパートナーとと過ごす人が多いようです。
クリスマスの日には、プレゼント交換のほかに、クイーンの1年間の振り返りスピーチをTVで鑑賞する家が多いと思います(特に家族の場合、若い人たちだけだとそれほど見ないかも)。また、クリスマス映画を観賞したりして家族の時間を過ごします。
クリスマス休暇・年末休暇
12月25日はクリスマスでBank Holiday(祝日)
12月26日はBoxing DayでBank Holiday(祝日)今年は土曜なので月曜が振り替え休日
12月28日は振替のBank Holiday(祝日)
なので国としては祝日は実は2日間のみ。ヨーロッパ人は長く休む印象があるかと思いますが、意外と短い休みです。でも自分で有給休暇を取ったり土日とつなげたりして長く休む人が大半です。ある程度大きな会社であれば、会社のカレンダーで1月1日まで休みだったりします。今年はCOVIDの影響もあり、休みが長い会社が多いようです。でもNHSやスーパーなどのサービス業の人は休みなく働いております。お疲れ様です。
クリスマスデコレーション
クリスマスになると、多くの家族がツリーを飾ります。それはプレゼントをツリーの下に置く習慣があるため。アパートではなく家に住んでいる人は玄関のドアにリースを飾ったり、家の外や庭にイルミネーションを点灯している家族も少なくありません。
クリスマスプレゼント
イブの日にプレゼントをツリーの下に置きます。もっと前から置いたりもする。開けるのは、クリスマスディナーを食べているときだったり、BoxingDayだったり、その家それぞれです。早く開けたい人も多いので。
クリスマスディナー
ローストビーフ?ターキー?
日本ではあまりロースト(オーブンでじっくり焼き)しないローストビーフがポピュラーですが、イギリスではローストした鳥を食べることが一般的です。イギリスはオーブン料理が多く、なんでもローストします。ターキーを食べるのはもともとアメリカの習慣のようですが、それをまねてイギリスでもターキーを食べたりします。でもターキーはチキンより大きいので家族のサイズによって、チキンにしたり、ダックにしたり。基本的にはクリスマスにローストするのは鳥が一般的。ケンタッキーを家族ではあまり食べません。
野菜
サイドにオーブン焼きしたポテトやパースニップ、ローストベジ(パプリカ、玉ねぎなど)も一緒に添えます。他にも、ブロッコリーやカリフラワーのクリーム煮、芽キャベツ(スプラウト)もクリスマスディナーの定番です。
グレービーソース
グレービーソースとはローストした肉から出てきた肉汁を使い、玉ねぎや調味料で味を整え、小麦粉でとろみをつけたソース。色は茶色く、これを野菜や肉にお皿の上でかけて、いただきます。
ローストしない家も気軽に楽しめる用に溶かすパウダータイプや暖める液体タイプでも売っています。
ヨークシャープディング
甘くないシュークリームの皮の部分のようなもので、これもオーブンで作ります。
これもクリスマスの定番です。プディング(プリン)と言いますが、デザートではありません。
お皿に一緒に乗せて肉や野菜と一緒に食べます。
クリスマスケーキ
イギリスでは、クリスマスプティングと呼ばれるケーキがクリスマスの伝統的なケーキ。サンタクロースやイチゴが上に乗ったショートケーキはあまり食べません。クリスマスプティングとはブランデーなどで柔らかくしたドライフルーツやナッツがたくさん詰まったケーキです。時間がかかるので家で作ることはあまりせず。一般的にはスーパーなどで購入し、家でそれを温めてディナーの後に食べます。上から生クリームをかけて食べるのもイギリス流の食べ方(ホイップはしません)。
クリスマスクラッカー
クラッカーと言っても食べるほうではなく、パーンと慣らすクラッカー。クリスマスディナーの時にイベントとして行われるのが、このクリスマスクラッカー。隣同士で端っこを持ち引っ張り合って、クラッカーがパーンと鳴って割れます。どっちかラッキーなほうが中に入っているプレゼントをゲットできる仕組みになっていて、中にはペラペラの千代紙みたいなもので作られた王冠やクリスマスのクイズが入っています。
ポンとリスの2020年クリスマス
私たちの地域はLockdownではないものの自粛をして、リスの両親の家に行くことは家族の決定でやめました。普段であれば、両親宅へ祖父母と私たちが行って3世代が集まりクリスマスを一緒に過ごしていましたが、今回は各家で過ごすことにしました。その代わり、TV電話などをして話をしました。
デコレーションもプレゼントも今年はバタバタしすぎてて考えることも多かったのでやめました。来年はもっと落ち着いていれば何かしたいなと思います。TVの契約がないのでクイーンのスピーチは聞きませんでしたが、The Queenのシーズン4をNetflixで見始めました。
クリスマスディナーはキッチンのリノベが終わっておらず、オーブンが壊れていて、全部フライパンと鍋で相方が調理しました。クリスマスプティングもミンスパイも買い忘れましたが、自分で手作りケーキを作りました。クリスマスクラッカーも二人だけだと寂しいのでやっていませんが、ディナーとケーキだけでもクリスマスっぽくはなったかなと思っています。
皆さまMerry Christmas 🎅
— ポン®🇬🇧初マタ35w (@NinpuUk) 2020年12月25日
相方がイギリスっぽい🇬🇧クリスマスディナーを担当。私はイギリスっぽくないデザート。レアチーズケーキ😁相方はレアチーズケーキ初だったけど気に入ってくれたみたいで良かった。オーブンなくても、プレゼントなくても、なんとかクリスマスっぽくなったよ🎄 pic.twitter.com/zbhMxxDjO9
皆様はどんなクリスマスを過ごしましたか?来年はもう一人家族が無事増えているといいなと願っております。現在妊娠35週目、予定日まであと35日。妊婦生活を楽しんでいきたいと思います。
本日もここまで読んでくださりありがとうございました。
クリスマス関連ブログ↓
uk-ninpu.hatenablog.com