イギリス妊婦→育児生活

初妊娠、イングランド北西部在住。イギリス人のリスと日本人のポンの妊婦生活日記です。予定日まであと100日のところで、皆さんはお腹に指輪を乗せたおしゃれな写真を上げているなか、そんなことが流行っているとも知らず私はブログを始めました。2月6日に無事第一子を出産し、イギリスにて子育てに奔走中。

082: イギリスでの妊婦検診(13w-27w)スケジュール2 UK妊婦生活 予定日まであと19日

イギリスNHSでの妊婦検診スケジュールを週ごとにまとめております。長くなったので3回に分けました。本日は2回目(2nd trimester)。

2回目は13週から27週

日本とは多少異なると思いますが、よかったらのぞいて見て下さい。また、今後イギリスNHSで出産する方の参考になれば幸いです。
注意:あくまで私の地域NWでの2020-2021年、妊婦検診の内容なので、場所によって異なると思います。

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16w

こちらも通常は助産師のもとに行くらしいですが、通常であれば対面らしいですが、COVID-19のLockdown時期であったため、助産師による電話での対応でした。

  • 12wの尿、血液検査の結果、ダウン症の結果
  • ダウン症の精密検査が必要な場合はその予約
  • 妊婦の場合の処方箋無料の書類送付(FW08
  • その他質問があればできました
  • 20wのエコー検査の日程調整
  • 21wの助産師電話対応の予約。

(電話対応でなければ、ここから助産師による妊婦検診、尿検査、血圧検査、心音チェックなどが始まるようですが、電話対応のみのため、特にありませんでした。)

1回目(8w)の電話が1時間くらいかかり、結構長かったので、16wの長いものかと思って構えていたら、すごくあっさりしていました。
検査結果も1つ1つ説明される感じではなく、「ほぼ以上ありませんでした。」「なにか様子に変わったことありませんか?」「わからないことありませんか。」くらいでした。
あとは、妊婦なのでNHSの保険がきく歯医者であればチェックは無料であるのと、処方箋(お薬)がタダになる証明書を発行してもらいました。
電話終了後に助産師が、メールで送ってくれました。歯医者や薬局に行った際には受付にその画面を見せると無料で対応してもらえました。

5分ちょいの電話で、あっさりしすぎていて、質問などをもっと用意しておけばよかったなーと思いました。この時はつわりがあったので、つわりについて質問したりしました。

20w

(前回のエコーで1週+1日予定日が早くなったので、この検査は12wの検査の約7週間後でした)
場所は総合病院、産婦人科(Antenatal Clinic

検査項目

  • 2回目の2Dエコー検査(心音、心臓四腔、流出路、頭蓋骨、小脳、顔、胃、腎臓、腹壁、膀胱、背骨、上肢、下肢、胎盤、羊水、FL、HC、AC、希望があれば性別の確認)
  • 成長曲線の確認 (FL、HC、AC
  • 尿検査(糖と蛋白今日検査)
  • 血圧検査
  • 両親クラスについて(COVID-19の影響でNHSのクラスは全て中止、この病院のYoutubeを見ることを薦められるも見つからず。)
  • 問診とエコー検査の結果についての説明
  • どこで出産予定か

20wのエコー検査の際のみパートナーの方に立ち会ってもらうことができます。私の場合は、一緒に来てもらいました。初めてのエコー楽しそうでした。
3D, 4Dのエコー検査はNHSではおこなっておりません。希望する方は、プライベートの病院に行くと有料でやっていただけます。
基本的にエコーはこの12wと20wのみなので、この時に性別を聞きたい方は聞いてください。これを逃すと聞けないかもしれません。超音波検査技師の方が、知りたいですか。と聞いてくると思いますので。YesかNoでOK

「どこで出産予定ですか」と聞かれて、私はてっきりここで産むものだと思っていたため、「ここじゃないんですか?」と逆質問したところ、「出産はいまここではやっていないから、ここじゃないですね。」と言われました。めっちゃ恥ずかしかったです。「では、どこで産めるのですか?」と聞いたところ、私の家の住所から近くの産科を行っているNHS病院を見つけて下さり、そこから選んでくださいといわれました。2つあったのですが、どちらも家からくるまで20分強の距離、どちらの病院も行ったことがなく、知識がなかったので、今度までに決めておきますと言ってその場はしのぎました。

この日の先生は私のノートを隅から隅までみてくださり、こんな持病や病歴があるのかな?など見つけて下さり、心臓外科医に見てもらった方がいいとか、側弯も念のため確認したほうがいいと、紹介状を書いてくださりました。

この20wで赤ちゃんが無事成長しているのを確認できたので、職場の上司へ報告をしました。その際にMAT B1の書類をなるべく早く、上司と人事に提出してくださいと言われました。MAT B1?と思い、検索したところ、妊娠の証明書(Maternity certificate)のことで医師か助産師から発行されるようでした。

後日、助産師のところに電話したところ、「では、今度の検診電話じゃなくて、直接来ますか?そうしたら、その場で渡せます」と言われ、えっ、COVID-19の問題で電話だけの対応じゃないの?と思ったのですが、来たかったら来て良い と言われ、次回の21wの検診は対面になりました。

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21w

場所は地域のChildren centreにて助産師による検診

  • 尿検査(糖と蛋白の検査)
  • 血圧検査
  • 心音確認
  • 問診
  • 次回25wの予約
  • MAT B1の受け渡し

が行われます。

私は初のChildren centreだったため、受付の人に、「尿は持ってきましたか?」と聞かれ、「持ってきてと言われませんでしたが。」といったところ、あーそうですか。で終わってしまい。助産師の部屋に案内された際には、尿は持ってきてませんが、採尿したほうがいいですか?と聞いたところ持ってきていないなら、次回からでいいですよ。と検査もされませんでした。
あとで、取れると思っていたので、検査されずになんだか残念になりました。。。次回は絶対持参しようと、ここで容器を受け取って帰宅しました。
この時に出産予定の病院を決めたことを助産師にも報告しました。
両親クラスについても、Youtubeで探したけれども、見つからないのですが、と相談したところ。たぶんUpdateしているんだわ。気長に待っていて。とだけ言われ、NCTのクラスについてなどの説明はありませんでした。

25w (初産の人のみ)

場所は地域のChildren centreにて助産師による検診(21w以降の検診は電話ではありませんでした。)

  • 尿検査(糖と蛋白今日検査)
  • 血圧検査
  • 心音確認
  • 問診
  • 次回28wの予約

が行われます。

検査内容は前回とほぼ同じ。特に問題がなく、全ての検査は順調に進みました。
私は問診の際に紹介状を書いてもらっている、心臓外科医と側弯の予約状況が気になり、相談をしましたが特に進展はないようでした。助産師は、産婦人科医の情報を見ることができないことが多く、総合病院に電話し確認するしかないようでした。

妊娠13-27週目に何が起こるのか

NHSのホームページ1st trimester(13w-27w)に詳しく書かれています、ので下記リンクをご参照ください。
www.nhs.uk

おわりに

ここまでの毎回の検診で、産婦人科医も助産師も1回も被ることなく毎回違う人と話すことになりNHSってこんな感じなんだなと若干の不安もありつつ、効率重視の体制に感心をしました。そうすれば、みんなしっかり休暇も自由にも取れることでしょう。
この2nd trimesterにはつわりも落ち着いてきて、お腹も出てきていたため、妊娠を実感し始めました。20w のエコーの際に周りの妊婦さんたちのお腹が私に比べてやけに大きく、12wと20wしかエコー検査ないのになんでこんなに大きさが違うんだろうと、自分のお腹の大きさを心配しました。今思えば、妊娠後期の人も子宮底長の長さが短かったり長かったり、追加の検査が発生した際には同じ待合室にいるので、そのような方たちだったのだと今となっては理解できます。

Lockdownもゆるくなり、仕事は在宅勤務から職場に通うようになっていたので、感染リスクに対して気を付けなければという気持ちでした。職場の人たちにも妊娠を報告し、みんな喜んでくれたのを覚えています。
引っ越しも行いバタバタし始めた中期でした。

uk-ninpu.hatenablog.com
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本日もここまで読んでくださりありがとうございました。