イギリス妊婦→育児生活

初妊娠、イングランド北西部在住。イギリス人のリスと日本人のポンの妊婦生活日記です。予定日まであと100日のところで、皆さんはお腹に指輪を乗せたおしゃれな写真を上げているなか、そんなことが流行っているとも知らず私はブログを始めました。2月6日に無事第一子を出産し、イギリスにて子育てに奔走中。

109: 入院生活で本当に必要になった5つのモノ。UK妊婦/UK入院

お久しぶりです。ポンです。
2月6日1amに無事第一子「リスポン」をイギリスNHSの病院にて出産しました。皆さん温かいメッセージありがとうございました。


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2月3日の検診→陣痛促進するカモ詐欺から、他の妊婦さんたちと同様に壮絶な陣痛を乗り越え、分娩時も産後も色々あり、現在まだ入院生活をしております。(現在: 2月9日昼)

リスポンの出産レポは長くなりそうなので、またゆっくり書く予定です。

ざっと説明すると、33時間の分娩時間、最終的に全身麻酔帝王切開が必要になり、起きたらリスポンが生まれていて、その後、なぜか下半身が2日間半、動かせなかった。という状況。(普通は半日で完全回復するらしい。)


今日はそんなイギリスでの出産後、満身創痍で、自分が使い物にならないときに絶対必要だったものについて簡単に書きたいと思います。


↓普通の入院準備についてはこちらをご確認ください。
https://uk-ninpu.hatenablog.com/entry/2021/01/18/083443

現在

産前3日間入院+産後4日目入院中のポンです。
(イギリスは1日で退院とき聞くので、珍しい例なのであまり一般的な参考にはならないと思いますが、一例として)
NHSは基本的に赤ちゃんの預かりがないので、体が動かなくても隣にいます。

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動けない妊婦がNHSの入院生活で追加購入+産後本当に必要になった5つのモノ

助産師に頼る勇気

私の場合、産後満身創痍で自分の荷物すらまともに取れず、ベッドから動けず。力も入らず。
そんな状況なのに、自分のベッドの横に赤ちゃんがいました。一緒にいれるのが嬉しいと同時に真横にいるのに、抱っこすることもできない自分が不甲斐ない気がしました。

産後1日目の午前はスマホすら手元になく、どこかのカバンの中に入ったまま、リスが帰ってしまい、時間すら確認できませんでした。助産師さんにあと1時間後に来るからと言われても、現在時刻もわからず、悲しくなりました。

NHSはスタッフが多く、「ポン担当の助産師さんはこの人!」って感じでもないので、いろいろな助産師さんを、わざわざ呼んで4つあるカバンからスマホ探してとも言えず。産後のメンタルのせいもあるのか、めちゃめちゃ心苦しかったです。

助産師さんには「何でも頼っていいですよー。そのためにいるので」といわれましたが、初日は不甲斐なさに泣きっぱなしでした。

でも、頼むしかないので、コールボタンでMWを呼んで、毎回小さいことでも勇気を出して頼むしかありませんでした。

  • 時間何時ですか
  • スマホ探して
  • 水届かないのでテーブル動かして
  • 赤ちゃんが泣いているのでなんとかして

など何でも頼みました。


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新生児用Starterパック、ボトルミルク

入院日数x約8本
(3-4時間おきの授乳、ボトル開封後は1時間で廃棄)パートナーやサポートをしてもらえる人がいる場合、毎日スーパーで買ってきてもらえばOK。

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助産師さんには「ミルクは必要なら1日1本くらいはあげれるけど、全部はあげれないので」と言われました。

初日それを知らず、NHSの入院バッグリストにも載ってなかったので用意してませんでした。

出産当日は、相方も疲れてて午前は来れず、申し訳ないですが、ミルクのボトル数本下さい、と言わなければいけず、恥ずかしい思いをしました。

入院室の扉の張り紙に、2021/1/18よりNHSは緊急時以外のミルクの提供はやめたので、家のミルクボトルを持ってきてください。と書いてありました。

NHSでは調整済みのボトルミルクが必要です。
(日本とかならもらえると思いますが)

元気なパートナー

私も相方も産前の2日間+分娩当日は1日あたり1時間寝れたかどうかでかなりフラフラでした。出産直前、陣痛に耐える妊婦も大変ですが、ベッドがない中、硬い椅子に座りながら、私のマッサージや、助産師さんに何かを頼みに行ったり、格闘していたパートナはもっと辛かったかもしれません。産後も、同じでパートナーにももちろん休息が必要。

NHSでは一緒に泊まることにができないため、夜はしっかり家に帰ってもらい、休息を取って、昼間に病院に来てもらいリスポンのケアをしてもらいました。その間私は寝ることができたので本当に助かりました


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パートナーのご飯/おやつ

NHSはパートナー分のご飯はもらえないので毎日持ってくるか、買いに行く。病院が大きく、買い物に行くのも時間がかかるので、前もって毎日持ってくると楽かと思います。
人なのでお腹が減るとイライラするし、疲れて帰りたくなるので。お腹を満たすことは重要です。

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イギリスの赤ちゃん用の服、たっぷり。

自分が動けなかった場合、赤ちゃんの着替えやおむつ替えもMWに頼まなければいけません。
日本の赤ちゃん服のタイプはイギリスの助産師さんはどう使えばいいか、迷うので自分が満身創痍のときは説明もできないため、イギリスで買った服を持っていったほうがいいと思います。紐で留める下着などはイギリスにはありません。

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まとめ

普通の人の入院生活に必要かはわかりませんが、この5つが私達の入院生活で必要になりました。

1. 助産師になんでも頼む勇気
2. 調整済みボトルミルク(starter pack)
3. 元気なパートナー
4. パートナーの食べ物
5. イギリスで買った赤ちゃん服

それぞれの皆さんの出産にドラマがあるように、入院生活もそれぞれだと思います。私の経験が誰かの助けになりますように。

自分が何もできないときは周りをどんどん頼りましょう。みんな、頑張ったママとかわいい赤ちゃんを喜んで助けてくれるはずです。

本日もここまで読んで下さりありがとうございました。