イギリス妊婦→育児生活

初妊娠、イングランド北西部在住。イギリス人のリスと日本人のポンの妊婦生活日記です。予定日まであと100日のところで、皆さんはお腹に指輪を乗せたおしゃれな写真を上げているなか、そんなことが流行っているとも知らず私はブログを始めました。2月6日に無事第一子を出産し、イギリスにて子育てに奔走中。

117: NHS産後、Day5の助産師自宅訪問

本日は英国NHSで出産後5日目に来て下さる助産師さんの自宅訪問について、体験談と共に書いていきたいと思います。

これまでの出産レポや入院生活についてはこちらからどうぞ

f:id:UK_Ninpu:20211006054901j:plain

Day 5 訪問何時に来る?

前回の退院翌日の自宅訪問と同じく、時間帯は選べず、来るまでわかりません。
なので、なにも気負いせず待っていてください。パートナーの方がドアを開けれるなら、寝てても全然OKだと思います。

私達の場合は11:00に来ました。この日もベッドではなくタイミングよくリビングにいるときで、リスポンもちょうどそこで寝ていたので、3人でゆっくり話すことができました。

f:id:UK_Ninpu:20211006055158j:plain

Day 5 訪問誰が来るの?

どの助産師さんが来るかはわかりません
今回来たのは、病院からではなくChildren's Centreで妊婦検診をしてくれたことがある助産師さんでした。

昨日は卵膜剥離を行ってくれた病院で会った助産師さんでした。日によって勤務地が変わるのかな?誰がどこを担当するってどうなっているのかはよくわかりませんでしたが、助産師さんが来ました。

Day 5 何するの?

助産師さんが持ってきていたレポートに昨日(退院翌日)の情報と今日の話を合わせて記録をつけてくれました。
Day5では赤ちゃん(リスポン)の体重測定と血液検査がありました。

f:id:UK_Ninpu:20211006055129j:plain

体重測定

助産師さんが体重計を担いで家に来てくれるのです。
体重測定時には服を脱がせてオムツもとって裸んぼの状態で測りました。
リスポンは眠りから覚めるか冷めないかの状態だったため、おとなしく体重計に乗ってくれました。

体重は出生体重より8%減までは正常らしいです。
赤ちゃんは産まれる前に十分体重を増やしてから生まれてくるらしいので最初の1週間はたいてい減るそうです。

リスポンは0.1%減ぐらいでした。なので全然問題なしと言われて「今まで通り授乳してください」と言われました。私のおっぱいがあまりうまく出ていなかったので、混合で授乳していたから体重保てたのかもしれません。

血液検査

赤ちゃんの血液を採り、遺伝子検査の血液サンプルを取ります。
NHSの場合、検査をするもしないも自由なので検査をしたくない人は拒否をすることももちろん可能です。

この検査は稀な9つの病気の早期発見につながるので検査を受けていた方が、万が一の場合の早期治療につなげられるのでいいなと思ったのでリスポンの検査は全て受けることにしました。

血液採取方法は助産師さんがちょっと赤ちゃんのかかとをカットして、血液を絞りだしてろ紙に垂らす感じでした。その検体からDNA抽出をして遺伝子検査(PCRなど)をするのだと思います。

リスポンは起きたばかりで寝ぼけていたからか、あまり泣きもせず、血の巡りも良かったのか、サンプルも簡単に取れて助産師さんも私たちも喜んでいました。

f:id:UK_Ninpu:20211006055020j:plain

検体は助産師さんが検査に送ってくれて、後日結果が手紙で知らされる様でした。

検査の詳細はこちらから↓
www.nhs.uk

赤ちゃん&母体の確認

退院翌日の訪問と同じく、体調、悪露の状態や子供の排泄の回数など基本的な質問を受けました。

帝王切開後の確認

私の場合は帝王切開だったので、その「傷口はどうですか」と聞かれました。
痛いけど、ドレッシングテープ(大きいガーゼ付きの絆創膏みたいなもの)が付いているので、傷口がどうかはわからない」と答えたところ「えっ、まだテープついているの?」と驚かれました。

どうやらこの助産師さんの管轄では手術翌日にはテープを外すらしい。助産師さんは「おそらく病院によって方針が違うのね」と言っていました。
(でも、昨日来た助産師さんは、今日の助産師さんと同じ管轄だったはずだけどなんも言っていなかったな。。。たぶんまだ分娩後の管理を病院でしたことない助産師さんだったのかも。)
はずした方がいいなら外しますけど?」と言ったところ、念のためほかの助産師(上司)に確認すると言われました。そこですぐ電話をして確認してくれて、はずした方がいいと勧められ取ることになりました。
自分ではずした方がいいのですか?」と聞いたところ「自分でできるならその方が痛みも調節できるからお願いします」と言われました。確かに自分の方が、痛いところがわかるので慎重に取れるなと思い、頑張ってぺりぺり取ったところ。「綺麗に縫えているわね。」と助産師さんに言われました。はっきり言ってまだお腹も出ているので自分では鏡がないとよく見えません。

f:id:UK_Ninpu:20211006055053j:plain
(写真はイメージ)産んだ後は↑意外とすぐにはしぼみません。

縫合部全体ではなく、特に偏ってお腹の右側がシャワーに入った日からずっと痛かったので、「右側が痛いのですが」と言ったところ、「確かに赤くなって腫れている。これは何か対応が必要かもしれないから、また明日様子を確認しに他の助産師(上司)と来ますね。」と言われました。

内心(やっぱりかー。ほらー、だからずっと痛いって言ったやん。出産した病院でなんで、医師は外さなかったんだよーこの絆創膏。シャワー浴びた時もどうするのか聞いたらそのままでいいって言われたしなー。)

とりあえず、なんかお腹痛い痛いって言ってたのが嘘じゃなかったでしょと証明されたのでホッ。(いや、誰も嘘つきとは言っていない。)

その他質問があれば

自宅に来て下さるので、個人的な質問などもできます。なので、質問があれば用意していておくと良いと思います。
特に私は初めての妊娠出産育児だったのでいろいろ聞きました。

おわりに

私はDay3で退院したので翌日訪問(Day4)Day5の訪問がたまたま連続した助産師訪問になりました。
例えば、出産翌日に退院された人は、翌日訪問とDay5の訪問は連続した日になりません。

Day 5の検査の目玉はやはり体重と血液検査だと思います。
リスポンは体重測定も血液採取もとてもいい子にしていたので、誇らしかったです。たぶんタイミングが良かっただけ。
そしてなんだかんだでDay6も助産師さんが来てくれることになりました。

イギリスは日本に比べて退院は早いけど、自宅訪問もしてくれるので意外と手厚いなと思いました。
妊娠中は翌日退院なんてできるの?と不安で仕方なかったけど、病院に長くいるより退院して家で相方と一緒にリスポンを世話ができて、毎日のように助産師さんに来てもらえるならその方がやっぱりいいなとこの時思えました。

ただの一人の体験談ですが、これからイギリスで出産を予定されている方などの参考になれば幸いです。

今回もここまで読んでくださいましてありがとうございました。

次回はDay6の助産師訪問について書いていきます。