本日はイギリスの育児休暇について
今回は、実際の私に里帰りもせず、親の助けなしでのイギリスでの育児休暇中の子育ては実際どうだったのかそして父親の育休について書いていきます。
ポン(母親)の育休
私は9ヶ月間の育休を取りました。
うちの職場は半年間までは満額の月額給与を出してくれ、7ヶ月目〜9ヶ月までは半額、それ以降はゼロ。という条件でした。
職場によって制度は違うので、政府の制度について知りたい方は以前のブログをご確認ください。
015: イギリスの産休制度と産休面談 UK妊婦生活 予定日まであと86日 - イギリス妊婦→育児生活
そのため、うちの職場では育休は半年〜9ヶ月間取る人が多いようでした。
パートナーの育休
パートナーに関しては1週間か2週間の休みを取れる権利が法律で規定されています。
https://www.gov.uk/paternity-pay-leave
パートナーと言うのも例えば、レズビアン婦婦などでももちろんOKなので
父親でなければいけないというわけではありません。
パートナーの育休期間の給与に関しては172.48, or 90% of your average weekly earnings (whichever is lower)
つまり約週当たり3万円か週当たりの給与の9割の低い方を政府が支払ってくれます。
日本とイギリスの育休の違い
イギリスではパタニティーリーブはしっかり2週間取る人が大半だと思います。
日本ではパートナーが育休を取ることがまだ少ないと言われていますが、こちらでは与えられた権利は使用する人が多いように感じます。
日本の良いところは2週間とかではなく申請すれば月単位あるいは年単位で取得でき給与も67%政府から給付されることだと思います。
パパ・ママ育休プラス
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/var/rev0/0146/0019/papamama.pdf
イギリスの育休実体験
最初の1週間はほぼ病院で過ごしたため、家で育児をした相方のパタニティーリーブの残りは1週間となりました。
帝王切開であったということもあり、しっかりパタニティーリーブ2週間(1週間は病院、1週間は家)+有給休暇1週間取ってくれて本当に助かりました。
もともと家事は色々してくれていたので、心配なく任せて休むことができました。
それであっても、常に体中痛いし自分で起き上がることもままならなかったので大変でした。
そしてふたりとも子育て0年生で、すべてが初めて、授乳、ミルクを作る、吐くこともたくさんあったので、洗濯回数も増える増える、お風呂に入れるのなんかおっかなびっくり、数時間ごとの投薬などなど、子育て奮闘しました。
夜寝れないことは覚悟はしていたものの、実際に続くと結構きつかったです。それでも2〜3時間位は続けて寝てくれる子だったので、なんとか試行錯誤しながら二人で乗り切りました。
相方育休明け(3週間後)
あっという間に3週間のリスの育休+有給休暇はあっという間に終わり、それから育児との格闘が始まりました。といっても在宅勤務をリスはしていたので、いざとなったら応援を頼みやすい環境でした。
会社の雰囲気にもよるのかもしれませんが、ミーティング中は自分で手を動かすような仕事ができないので、子供(リスポン)を抱っこしてくれたりしました。
私だったら「ミーティング中だから部屋に入ってこないでー」となりそうでしたが真逆でした。これも時々助かりました。
疲れているときは、子供がお昼寝をしている自分も昼寝をしたりしていたので、家事をすることができなかったりもしたので、ミーティング中の抱っこは時にすごく助かりました。
(その間に洗濯や皿洗い出来ました。)
最後に
全てが不慣れながらも、日英両方の出生届など手続きの準備もちょこちょこ進めました。Health Visitorがちょこちょこ来てくれるので心配なことは相談できました。
どの質問も「その子 その子 それぞれよー」という回答が多かったので、実際そうなんだろうけど、初めての経験だったのでややモヤることも多かったです。
そして、コロナ禍だったこともありヒトと会うことが難しく、オンラインで日本の親に相談したりの在英日本人会ミーティングに参加したりして悩みを聞いてもらったりNCT友達に相談したり、Twitter(X)でみなさんのお知恵をおかりしたりしました。
今は無事はすくすく育って3歳になります。
本日育休についてでした。本日もここまで読んでいただきありがとうございました。
イギリスの育休については☟こちらで書いております。
uk-ninpu.hatenablog.com