Pandoro(パンドーロ)をご存じでしょうか?イタリアのクリスマスケーキの一つです。
Pandoro(パンドーロ)とは
イタリア北部のベローナ地域発祥の銘菓で、今はイタリアのクリスマスケーキの一つとしてイタリア全土でよく食べられる。
柔らかいスポンジケーキ生地で、山のような形をしており、それに粉砂糖をかけて食べるため、山に雪がかかったようでとてもカワイイクリスマスらしいケーキ。(日持ちがするように既製品は結構スポンジ生地よりはドライ。)名前の意味はイタリア語で「黄金のパン」。作製に時間がかかるのでイタリア人も自分達ではあまり作らず、既製品を買うのが一般的。
Panettone(パネットーネ)との違いは
イギリスではイタリアのクリスマスケーキとしてPanettone(パネットーネ)の方が有名なのですが、Panettoneはブリオッシュ生地の中にドライフルーツがたくさん入っているケーキで粉砂糖はかけない。ミラノ発祥のクリスマスケーキ。名前の意味は大きなパン。こちらも最近は自分達では作らず、既製品などを購入することが増えてきているらしいです。
PandoroとPanettone
イタリア人の知り合いに聞いたら、イタリアではクリスマスケーキとしてどちらも銘菓として有名だそうですが、好みは人それぞれ。ドライフルーツが好きな人はパネットーネ、甘いのが好きな人はパンドーロ好きな傾向が強いようです。
イギリスでPandoro購入
今年はまだ食べたことがない、そのパンドーロを食べてみたいと思い、クリスマス前に買おうとしていたのですが調べてみたら高い!
イタリアでは€3(380円)くらいでスーパーの安売りで売っているのに、イギリスでは£10(1400円)とオンラインショッピングで掲載されておりました。なので、ケチケチな私はクリスマス前に買う気が失せてしまい。クリスマス明けの安くなったころを狙って買うことにしました。相方のリスもPanettoneは知っているものの、Pandoroは食べたことがないと言っていました。
クリスマスが過ぎ、年が明ける前に近くの小さいスーパーで探したところPandoroどころかPanettoneも店頭にはなく。イタリアンなケーキを見つけることがすでにできませんでした。Brexitの影響でヨーロッパ製品が徐々に手に入りにくい気がしております。
2021年も開けて先日、少し大きいTescoに行ったところ、Pandoroが売っておりなんと「半額」、価格は£2.75(400円)であまりイタリアと変わらない価格になっておりました!もちろん即決で購入しました!
Pandoro食べ方
箱を開けてみると、ケーキと粉砂糖が分かれて入っておりました。
食べ方は箱の底に記載されており、イタリア語だったため、Google翻訳に翻訳してもらい、それに従ってみました。
1)常温に置いておいたケーキの中に添付の粉砂糖を入れる
2)振る!振ってケーキ全体を粉砂糖で覆う。
3)切って食べる。
Pandoro感想
味はすごくシンプルで、優しく甘い砂糖の味!結構見た目は大きいのにふわふわなのでパクパク食べれてしまう!私は、Panettoneよりもこっちの方が好きでした。(甘党だからかな)。相方のリスはPanettoneの方が好きと言っていました。750gもあるのに二人で、あっという間に食べきりそうだったので半分で我慢しました。(翌日には半分食べきりました。)
食べるときに、粉砂糖がぽろぽろ落ちるので注意。紅茶ととてもよくあいました。イタリアではコーヒーと一緒に食べるのかな?
写真は1/8にカットした大きさ。お代わりして、もう一山分食べました。
終わりに
今回は一足も二足も遅い、クリスマスケーキの話題でした。(私がケチってクリスマスの時に買わなかったから。)
みなさんは、クリスマスにどんなケーキを食べましたか?
日本ならではのショートケーキでしょうか?イギリスではクリスマスプディングやミンツパイが有名です。今回は新たにPandoroを食べてみてすごくおいしかったので、来年はまた違う国のクリスマスケーキに挑戦してみようかなとおもいました?おすすめがあったら教えてください。