096: 英国式ベビーカー(Icklebubba StompV3)オールインワンセットがすごい! UK妊婦生活 予定日まであと5日
待ちに待ったベビーカーが昨日ようやく届きました!
今日、組み立ててみて結構よかったので、このベビーカーを選んだポイントなど覚書していこうと思います。(協賛とかでは全くありません。)
はじめに
ベビーカーと一言で言っても、1万円以下の物から20万円くらいするものまであり、何がいいのか情報が無く、かなり悩みました。
私達はイギリスの田舎に住んでおり、日本のアカチャンホンポのように、赤ちゃんグッズがたくさんそろっていて、いろいろなベビーカーを押して比べるなんて全くできない環境でした。私の妊娠期間はほぼロックダウン。そして車も持っていません。
なので、友達からの情報や、ネットのレビューや動画をみて、私たちのライフスタイルに合いそうだなというものを選びました。
そんな中、私達が選んだのは、Icklebubba StompV3‼決してハイブランドでも、最新モデルでもないものの、私たちとしては十分満足。このオールインワンセットがすごかったので感想を書いていきたいと思います。
日本でこれが売っているかはわかりませんが、どんなベビーカーを買おうか悩んでいる方、どんな基準で選んでいいかわからないという方の少しでも参考になれば幸いです。
選んだポイント
私達のライフスタイルにあったもの
イギリスの田舎暮らし
田舎なので、道は結構でこぼこ道、なのでプラスチックのタイヤではなく、大きくてしっかりした壊れにくいタイヤがいいかなと思って選びました。そしてイギリス北西部は雨地帯。夏以外ほぼ毎日小雨が降るような場所ですなのでドロドロな道でもOKなようにタイヤを重要視しました。
自家用車なし
私達は現在車を持っていないので、折りたたんで省スペースかどうかは重視しませんでした。それよりも、公共のバスや電車に乗ることがあると思うので、ちゃんと前輪にも後輪にもロックがあって、安全であり、そのロックは簡単かどうかなどを重視しました。このセットはベビー用のチャイルドシートもついているのですが国際基準に合っているか、相方の両親の車へは乗せることができるモデルかはチェックしましたが、取り付けが簡単かや、便利かどうかなどは重視するのをやめました。大きくなってから必要であれば、また別途子供用のチャイルドシートを買うと思うので、その時に車を持っていれば、それに合うものを買うことになると思ったためです。
使用用途は病院/地域の助産師、スーパー公園へ散歩、保育園通い(予定)
車がないので、毎日押してこれを押して保育園に通ったりすると思うので、やはりタイヤの耐久性や動きの良さなどは重要視したく、また長く使えそうなものを選びました。
このセットは、ベビー用のカーシート、キャリーコットCarry Cot(日本で言うA型:フルフラットになる、0から6か月齡)とプッシュチェアーPushchair(日本で言うB型:椅子のような形になる6か月齡-22㎏まで)の3タイプのトップの取り外しができ、本体にカチャっと付け替えができるので、うちのように家が狭い場合は何台も買わなくていいと思ったからです。
また、夏でもOKなようにフレキシブルなUVカットのバイザーが、全てにつけられ、冬や寒いとき用に足のカバーもついていたり、シートのふかふかカバーも増やしたりでき、さらに雨が多いイギリスにはありがたいことに専用のレインカバーもちゃんとついており別途購入しなくてもOK、1年中使用することができると思ったのも決め手です。
Icklebubba StompV3 All-in-Oneは驚きのフルセット!
A型(コット)のセット
Carrycot comes with flexible hood, apron and safety mattress
このコットはフルフラットベッドのことで、赤ちゃんが寝ていた場合そっと取り外して、家の中に持って行って、そのままベッドとしても活用できます。それに専用のフード(サンバイザー)と足元用のカバー、マットレスも付いています。
リクライニング式B型シート
Reclining seat unit
普通のイスの高さから、4段階のフルフラットまでリクライニングが可能なので、子供が寝てしまった場合にはフラットに倒すことも可能。前向きにも後ろ向きにも自由自在。
B型(イスタイプ)のセット
Comfortable pushchair seat liner and Pushchair foot warmer
このイスタイプの物には専用のふわふわのシートと寒い時に足を入れておける専用のふわふわカバーがついておりました。(イギリスは基本寒いので)
ベビー用チャイルドシート、カーシートベースとアダプター
baby car seat, adaptor & Isofix base
車用とベビーカー両方に取り付けられる、チャイルドシートと車につけるベース部分、ベビーカーにつけるアダプターも専用のものがすべてセットに含まれているので、追加で買う必要は無し。
専用UVカットのフード
UPF 50+ car seat, carrycot and pushchair multi-position hood that protects from harmful sunrays
イギリスはそれほど日差しが強い時は少ないものの、小さい赤ちゃんにとって強い紫外線は大敵。それでもビタミンDが不足しがちなイギリス人はUPF50くらいがちょうどいいかと思います。そのフードも3-4段階で調節ができるので便利。
大容量ショッピングバスケット
Extra-large easy access shopping basket
車がない私たちにとってはベビーカー下の収納は重要。これも、ベビーカー自体が大きめなので大容量であったのも決め手。
5点で止めるシートベルト
5-point safety harness
両肩、両脇+股の間の5点から伸びるシートベルトでしっかり落ちないように固定でき、1点ワンタッチで取り外し可能。安全性は保証。
高さが変えられるハンドル
Adjustable handle height
ハンドルの高さ(角度)も3段階に変えることができるので、うちのように、身長差があるカップルでも押しやすくなっています。
合皮のハンドルとバー
Leatherette handle and bumper bar upgrade
ハンドルと子どもの前に来るつかめるバーには合皮のカバーが付いているので、グリップが効くのと、色合いがちょっと高級感を出してくれるし、カワイイ。
取り外し可能バー
Removable bumper bar
子どもがつかむバーですが、大きくなってきたら邪魔だと思うので、取り外しも簡単にできます。(体はシートベルトで固定できるのでバーがなくても安全)
360度回転可能なロック付き前タイヤ
Lockable, swivel front wheels
前タイヤにもロックが付いており、それが360度どの角度でもOKなので楽。バスに乗った際、どこかに止めて置く際にも便利
パンク無し、スムーズ、サスペンション付き後輪
Puncture proof, smoother ride & Built in suspension
プラスチックでもなく、普通の自転車のようなゴムタイヤですが、パンクが起こらない設計になっています。ふわふわしているタイヤで、サスペンション付きなので、振動を和らげ、でこぼこ道もスムーズに。360度の回転する4つのタイヤもすごく軽く、フラットな場所であればチョンと押しただけでスーッと動きます。
簡単なブレーキ
Easy action foot brake
後ろのタイヤは、足でちょこっとバーを踏めばしっかりブレーキがかかります。
車用サンシェード
2 x car seat window sun shades
赤ちゃんがまぶしくないように、日よけも2つ付いていました。
レインカバー
Rain cover
専用のレインカバーが付いているので、サイズがぴったり。雨が多いイギリスには最適!
おむつ替えバッグとシート
Changing bag and sheet
ベビーカーのハンドルのところにかけられるバッグとウォータープルーフのおむつ替えシートもついていました。優柔不断な私は、こうやってセットにしてもらえると助かる。
4年間の保証
4years warranty
4歳になるまでくらい使うと思うので、4年間分の保証がついていたらとても安心です。
価格
£399/セット 約56000円(本日現在のレート£1=140円)
ベビーカーは1つ15万円を超えるものもあったりするので、これだけのオールインワンセットが付いているのであれば、かなりお買い得だったかなと思います。 (といっても、これは相方の両親にプレゼントしていただきました。)
組み立てた感想
組み立てるの簡単?
妊娠39週の私は組み立てようとしましたが、まず箱から出すだけでも苦労したので、相方と一緒にやりました。臨月前くらいなら自分だけでもできたかもしれません。
まず、全部のパーツを箱から取り出して、パッケージを取り外し、本体を逆さまにしてタイヤ、ブレーキなどを取り付けてベビーカーを起こし、上に乗る、チャイルドシート、コットを組み立て、本体につけたら終わりました。相方と思ったよりも難しくなかったねーと話していました。取扱説明書も入っていますし、動画で丁寧に組み立て方、3つのシートの取り外し方などを紹介しているものを見つけたので、それほど苦労しませんでした。(下のリンク参照)
コンパクトにできるの?
チャイルドシートとコットが付いている場合は取り外して、たたむことができます。2.5分の1くらいの大きさになります。6か月以上で使用するPushing chairの場合は上の部分が付いたままでもたためます。(保育園に行き始めたら付いたままで畳むことになると思うのでそれも便利)。
自立できるの?
出来ます。ハンドルの部分をたためば自立できるので、部屋の片隅に置くことも可能ですし、車とかでチャイルドシートを使っているとき、本体はリアに入れて自立ができると、省スペースで便利だと思います。
7kg って重くないの?
持ち上げる場合、軽いといえる重たさではないですが、私でも簡単に持てる重たさです。赤ちゃんと一緒に抱えられるかと言われれば難しいかもしれませんがそのころにはもっと筋肉もついて持てるかも?
動きの良さ(押した感じ)
持ち上げると軽くはないですが、なんと言っても押したときに軽い!指一本でポンと軽く押すだけでも家の中ならスーッと進みました。360度のタイヤがくるくるするので、4輪ですが3輪並みに小回りも効きます。安定感も抜群。
気を付けたほうがいいと思った点
カーシートのベースの部分を持ち上げた時にベースとポールの部分間のところに軽く手を挟みました。痛かったので、持つときは前後ではなく、ベースの脇を両手で持った方がいいです。
リンク集
概要↓
Stomp V3 Travel System With Isofix Base | Travel Systems | Ickle Bubba
youtu.be
組み立て方など詳しい説明↓
youtu.be
おわりに
私達が最終的に重視したのは、安全性と実用性(タイヤ)と価格!
カーシート、コット、ベビーカー、小物類などなどオールインワン揃って6万円以下なら、全部バラバラに買うよりも良いと思いました。実際に私たちはこれと共に、ほかのサイドベッドや、バウンサー、ハイチェアーなどもまとめて買ったので、全部で7万円でした。
相方の両親がベビーカーを買ってあげたいと前々から言ってくださっていたので、甘えてこれを買っていただきました。そんなにセットになっているのに、本当にこの値段で大丈夫なの?簡単に壊れるものは買いたくないわよーと言われました。相方の両親もタイヤがやっぱり重要だったようで、プラスチックではなく、しっかりしたタイヤがいいと言っていました。
確かに、ベストかと言われれば、ベビーカー単品で考えるとベストではないかもしれませんが、実際に一部は半年だけしか使わなかったり、使っても数年だったりするので一番高いもの(ハイブランド)を買わなくてもいいと私たちは元々思っていました。イギリスの友達の小児科医にもお金に十分余裕があるとか、5人くらい産む予定があるならなら20万円の買ってもいいかもしれないけど、安全性の基準は満たしていれば、これくらいでいいと思うよ。と言われました。価格を含め、総合的に考えるとこれがベストチョイスだと思ってこれを頼みました。
本日、お礼を言うために実際に組み立てたものをご両親にTV電話で見せたところ、「ランボルギーニみたいにすばらしいじゃない!」と喜んでいました。どんな例え?(笑)
もしベビーカーを悩まれていて、私達と違い、都会に住んでいて、ドロドロでこぼこ道なんてあんまりないし、海外にもよく飛び回るという方は、軽くて、タイヤも小さく、折りたたみも3つ折りに小さくなるものを選ばれると、機内に持ち込めたりして良いかもしれません。
ベビーカー悩んでいる方は、ご自身のライフスタイルにあったベビーカーが見つかりますように。
実際に赤ちゃんが生まれて使用してみてからも使用感など、ブログで残せたらいいなと思っています。
本日もここまで読んでくださりありがとうございました。