本日33週目の、助産師の定期検診に行ってきました。
何回か別のブログ日記でも書いている内容で、重なるところがありますが、今回はイギリスでのMidwife(助産師)による定期検診についてまとめていきたいと思います。
Midwifeとは
日本で言う助産師にあたります。
定期検診はどこにいくの
助産師さんは、病院などにもいますが、定期検診に行く場所は病院ではなく、私の地域の場合Children's Centreというところです。ローカルな場所にあるため、徒歩圏内。ここでは産前産後の検診などを行ってくれます。医師はいません。
歩いても行けるのですが、雨だったので、行きはバスで向かいました。徒歩だと30分以上かかるのと、公園のどろどろ道を歩かなければいけないので、雨の日はバスは便利(田舎なので1時間に1本しかないですが。。。)
持ち物
- マタニティーノート(私の地域では緑の表紙のものなので、緑のノートと言われたりしています。)
妊娠期は母子手帳がなく、マタニティーノートと言われている、A4の紙をたくさん印刷したものを束ねたもので結構大きいです。予約表や、妊娠に関するメモ、連絡先や検査結果など、どんどんそこに挟まれて増えていきます。手書きなので、読めないことも多いです。
- 尿
尿検査用の尿も、家で取ってきて持参できます。その場でも採尿できますが、その際には、時間に余裕をもって早めにセンターに来て採尿しましょう。採尿容器は直径2センチぐらいの円柱の容器で、紙コップなどもおいていないので、直で入れるのは、かなり難しい。なので私は家でいつも採尿するようにしています。センターで次回の採尿容器はもらえます。助産師さんに呼ばれて部屋に入った時点で、忘れたとなるとその日の尿検査はしてもらえませんでした。
服装
特に決まりわないですが、血圧の検査や子宮底長の検査があるので、腕とお腹を出しやすい恰好で行くことをお勧めします。特に着替えたりはしません。
ベッドに横になるときも基本的には靴を脱いだりはしません(脱いでもOK)ので汚い靴で行くと気が引けます。
イギリスでの定期健診内容
- 血圧検査
地域によると思いますが、私の通っている検診の場所では、手動の血圧計でシュポシュポ助産師さんが空気を送って確かめてくれます。手動か。。。久しぶりに見たなと思いました。(医師の友達に聞いたら、機械より意外とあのアナログなほうがいいんだよ。といっていました。そうなんだ。)
- 尿検査(糖+タンパク)
持参した尿をウロペーパーで測定
- 赤ちゃんの心音チェック
心音測定器を使って、音を聞き赤ちゃんの心拍数を腕時計と共に計算していました。
今日は、胎動がかなりあったので、動いた時の心拍数と、おとなしくなった時の心拍数も数えていました。ちゃんと、動いた際には早くなり、静まった時に遅くなれば正常です。
- 子宮底長
ベッドに横になって子宮の上から恥骨のところまでの体に沿って縦に測った距離のことです。イギリスの場合、妊娠時に報告した、体重と身長のBMI+人種によって割り出した子宮底長+赤ちゃんの大きさのグラフに平均値(10パーセンタイル、20-80パーセンタイル)が記載されており、赤ちゃんの大体の大きさを予測します。それが10パーセントタイルより下回ったり、前回よりも長くなっていなかった場合は、超音波検査をするために別日に超音波技師のところに送られます。
- お腹の触診
助産師さんのゴッドハンドでお腹を触診し、赤ちゃんの体勢を確認します。頭がここで、足がここ、背中がここで膝がココ。など逆子か頭位かどうかも確認しています。
- 問診
前回から変わりないか、胎動はどうか、メンタルは平気かなど聞かれます。一回「DVは、ないですか」も聞かれました。
そんなことも気にしてくれるんだなーと思いました。イギリスはメンタルに関して、すごく重点を置いている気がしています。(日本で妊娠したことないからわからないけど。そんなこと助産師から質問するイメージがないなと思いました。)妊娠中はホルモンがジェットコースターのように変わっていくので、助産師がメンタル状態を確認してくれることは大切なことだなと思っております。友達や職場の人にはなかなか相談しにくいこともあると思うので、一人で検診に来た際に、聞いてもらえると、相談しやすいかもしれません。
他にも、自分で疑問に思っていることは、メモに書き並べて持っていって聞いたほうがいいです。(NHSに質問例なども書いてあります。)聞けばいろいろ答えてくれますし、追加で検査してくれたりします。でも聞かなければ、特に問題ないとされてしまいます。
- 次回の予約
終わりに、次の予約を取っておしまいです。NHSの場合には支払いもないので、受付にはSee you laterと言っておしまいです。
- 何かの項目で引っかかった際には
問題があって、医師の診察が必要な場合は、GPや産科医のところに助産師が電話をして予約を取ってくれます。
実際に私が、定期検診結果で引っかかった際の詳細ブログは↓↓
uk-ninpu.hatenablog.com
uk-ninpu.hatenablog.com
日本での定期健診内容との違い
今回が初妊娠のため、日本での妊婦経験はありません。情報はネットからですが日本の場合これに加えて、腹囲、浮腫、体重、超音波検査などがおこなわれるようですが、イギリスではありません。体重は気にするくらいなら体重計に乗るなという考え、メンタルの方が大切みたいです。
おわりに
今日も大きな問題はなく、子宮底長は下の10パーセンタイルに入るくらい小さいようでしたが、前回よりも大きくなっているし、赤ちゃんもよく動いていることが確認できているので、今回はGroth Scanの必要はないとのことでした。半分残念(スキャンを取るのは好き)、半分よかったな(問題がなくて安心したのと、仕事を急に休まなくてよかった)という気持ちでした。
明日から34週目に突入。産休目前だし、パートナー、赤ちゃんと共にがんばるぞ。
本日もここまで読んでくださりありがとうございました。